冬の空気が乾燥した季節に起こる代表的な症状を光線治療で改善させる方法を治験例によってお知らせします。
■あかぎれ
34歳の女性です。22歳で家庭科の教師を始めてから毎年冬になると手指にあかぎれが出来るようになった。皮膚科では冷えと乾燥によるもので保湿を十分にするように指導され、症状がひどい時のみステロイド剤をしようしていた。
29歳時、出産のため産休中であったが気温の低下とともにまた発症した。育児のためステロイド剤は使いたくなかったので、義母の紹介で当附属診療所を受診した。
3001−3002番の治療用カーボンを使用し両足裏、両手部(手掌側・手背側)各10分間、両足首、両膝、腹部、腰部各5分間照射。すべて集光器使用せず。
水仕事をすると保湿を行っていてもあかぎれが治らず痛みも強かった。1カ月後より治療用カーボン4000−4009番の組合せに変更し、両足裏と患部は1日2〜3回照射した。
治療2週間目にあかぎれの範囲が狭まり始めた。その後1カ月で冷えも解消しあかぎれは完治した。
以後5年経過しているがあかぎれの再発はない。
(参考文献:「光線研究誌」 平成21年12月号)
■老人性掻痒(そうよう)症
86歳の女性です。85歳時、旅行中に尻もちをつき第5腰椎を圧迫骨折した。コルセットを作り半年間リハビリを行ってきたが、腰痛だけでなく左大腿部にしびれが出るようになってきた。
また、10年程前より冬になると下腿部や腹部を中心に全身にかゆみが出て大変困っていた。
皮膚科では老人性掻痒症と診断されかゆみ止めと保湿クリームを処方されていたが、ほとんど効果がなく、かゆみで熟睡出来ないこともしばしばあった。
義妹の紹介で当附属診療所を受診した。
3001−4008番の治療用カーボンを使用し、1回目両足裏、両足首、腰部、頸椎下部、2回目両膝、腹部、腰部、背中全体、3回目両足裏、両膝、後大腿部、腰部各10分間照射。
頸椎下部は1号集光器使用、他は集光器使用せず。
リハビリを兼ねて週に2回通院治療を行った。1カ月間の治療で腰痛は半減し姿勢を変える時の苦痛はなくなった。
しかし、30分以上の外出では腰が重くなりたっているのがつらい状態だった。治療3カ月目には痛みをほとんど感じない日が出てきた。その頃より毎年かゆみで苦しむ寒い時期になってきたが、かゆみがまったくないことに気づいた。
治療6カ月後、真冬の寒さの中、通院してきても腰の痛みはほとんど感じなくなった。
また、例年より皮膚がすべすべしてかゆみが全くないのに自分でも驚いていた。その後、春になるまでかゆみの症状は1回も出なかった。
(参考文献:「光線研究誌」 平成21年12月号)
■しもやけ
70歳の女性です。子供の頃からやせ形でからだはいつも冷たく、冬になると足指にしもやけが出来やすかった。
50歳時、手足の腫れと手のこわばりがあり関節リウマチと診断され、ステロイド剤、坑リウマチ薬、痛み止め等多数の薬を服用していた。
しかし、年々手足の変形が進行し、歩行も困難になってきた。足のむくみもひどく、真夏でも足が冷え、夏以外はしもやけが治らなくなってきた。
友人の紹介で当附属診療所を受診した。
3001−5000番の治療用カーボンを使用し、両足裏、両足首、腓腹筋部各10分間、両膝、腰部各5分間照射。
すべて集光器使用せず。
自宅で光線治療を行った。照射による陽性反応が出ることはなかったが、冷えの改善はなかなか見られなかった。
治療2カ月後より左手首の腫れが強いため、患部を1号集光器を使用して10分間追加照射した。
治療3カ月後から足の冷えの緩和が見られるようになり、下肢のむくみとしもやけの改善が見られた。
治療6カ月目には足指の皮膚がきれいになりしもやけがきれいになった。
関節痛も軽減し歩行や家事の制限が少なくなった。治療開始3年経過したが、冷えが改善し、しもやけの再発はない。
(参考文献:「光線研究誌」 平成21年12月号)
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