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ガンに限らず、すべての病気がありふれた病気であり、決して不治の病ではありません。
自分の生活を見直すことで十分に対処できるのです。
■病気のほとんどはストレスから
私が注目したのは、これまで重視してきた免疫や自律神経ではなく、活動エネルギーを生み出す細胞の働きです。
60兆ある細胞の中に、性質の異なる2つのエネルギー工場を持っています。この細胞のエネルギー系にこそ、人が病気になる決定的なカギが隠されていたのです。
■ガンも体の知恵の一つ
ガン治療といえば、手術、抗がん剤、放射線が三大療法として知られていますが、どれも症状を一時的に抑え込むだけで、「ガンになる条件」を取り除くものではありません。そのため、つらい思いをしてガンの病巣を取り除いても、数カ月から数年で再発することが多いのです。
働き過ぎや心の悩みなどによるストレスと、それによる血流障害、すなわち冷えが主な原因です。
ガンになるということも含め、それは生命の働きの一つです。表面的な善悪の観念を取り払えば、ガンもまた体の知恵であることが分かってきます。
■成功の繰り返しで生まれるガン
ガンは一般的に思われているような失敗作などではありません。ガンになる条件が整えば必ずガンになるわけですから、失敗どころか、「成功の繰り返しによって生まれている」と言ったほうが自然です。
ガンは、ストレスによって低酸素・低体温の状態が日常化したとき、体の細胞がガン化して生まれてくるのです。
これが答えのすべてになります。
■病気は悪か?
ガンは低酸素・低体温の環境に対する順応現象として現れるもの。ガンになる理由は、それ以上に複雑なものではありません。
ガンになるということは、要はその人の生き方の問題なのです。
ガンは自分の身体に悪さをする存在ではなく、生きにくい状況に適応しようとする体の知恵そのものです。
低酸素・低体温の状態に適応し、最大限のエネルギーを発揮する存在といってもいいかもしれません。

↑幼稚園の運動会
■有酸素と無酸素とガン
エネルギー製造のシステムは「解糖系」と「ミトコンドリア系」という2つのプロセスに分けることができます。
分かりやすくいえば、人間には細胞内に、性質の異なる2つのエネルギー工場があるのです。
解糖系は、食べ物から得られる栄養素をエネルギーに変換するシステムです。原料になるのは主にブドウ糖(糖質)ですが、糖を分解するだけの単純なシステムなのですぐにエネルギーが作り出されるのが特徴です。
ただ、速効性がある分、一度に作り出せる量は決して多くはありません。
これに対してミトコンドリア系は、解糖系で分解された栄養素などに加え、呼吸によって得られた酸素など、ほかの要素も関わっています。
細胞内のミトコンドリアという器官で栄養素から水素を取り出し、酸素と結び付け、水を作り出すことで、解糖系とは比較にならない多量のエネルギーを生み出すことができます。
難しいと感じた人は、単純に次のように理解するのもいいでしょう。
解糖系=無酸素運動(瞬発力)
ミトコンドリア系=有酸素運動(持久力)
無酸素運動は長続きできるものではありません。全速力で走るとすぐに疲れ、動きが止まってしまいますが、それはブドウ糖が分解される過程で疲労物質である乳酸などが作られるからです。
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